アグニクル・コスモス社、3Dプリントロケットエンジンで初の特許を取得

 



インドの民間宇宙関連スタートアップ企業の1つであるアグニクル・コスモス社は、3Dプリントされたロケットエンジンの設計と製造に関して、同社初の特許を取得しました。この特許は、同社がロケットエンジンを大規模に3Dプリントするための最初の工業作品で、特許データベースに基づいて同社に特許が提供されたのです。この特許は、同社が今年後半に打ち上げを予定しているアグニバン・ロケットの動力源となるアグニレット・ロケット・エンジンについて取得されました。

 

インドバジガー

 



アグニクル・コスモス社について
アグニクル社は、シングルピースエンジンを開発している会社の一つで、そのエンジンは、インドで完全に設計・製造された世界初の3Dプリンターによるシングルピースロケットエンジンです。2021年初頭に試験発射に成功しました。

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アグニクル社は、これらのすべてをたった1つのハードウェアに封じ込めるように設計されており、組み立て部品はゼロなのです。
アグニクル社は、世界で最も権威のある宇宙技術の集まりであるドバイのIAC2021(世界の宇宙関係機関や企業、大学等の関係者が参加する国際的なイベント)でこのエンジンを展示しました。 現在までにアグニクル社は、2019年からアナンド・マヒンドラやナバル・ラヴィカントといった著名なエンジェル投資家をはじめ、メイフィールド・インディア、ピ・ベンチャーズ、スペシャリー・インベストなどから105クロー(1500万ドル)を調達しています。

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注目点 現在、インドの商業宇宙事業の市場シェアは約2%と推定されていますが、これもインドの中央宇宙機関であるインド宇宙研究機関(ISRO)の運営によるものです。業界関係者は、3Dプリントのような技術は、宇宙企業が製品を効率的に拡張し、宇宙のような繊細な分野でエラーが発生する可能性を減らすのに役立つと述べています。 アグニクル社 アグニクル社は、2017年にスリナス・ラヴィチャンドラン氏、モインSPM氏、SRチャクラヴァルシー氏(IIT-マドラス教授)によって設立されました。2020年12月、アグニクル社はインド宇宙研究機関(ISRO)とIN-SPACe構想に基づく契約を締結し、宇宙機関の専門知識とロケットエンジンを製造するための施設にアクセスすることが可能になったのです。

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