冬のインドは大気汚染が問題に!政府の対策は?

 



ナマステ!冬に備えて400ルピー(約700円)のコート、200ルピー(約350円)のジーパンを購入し一安心した日本人スタッフの吉永です!

インドって1年中暑いイメージがありますが、首都デリーは11月~2月まで冬の時期に入ります。 前述の通り、コートを着たりヒーターを使用するぐらい寒くなるみたいです。 そしてデリーの冬の風物詩?といえば、大・気・汚・染!

 

インド冬

 



■■デリーの大気汚染指数は500!■■

11月に入りデリーの大気汚染指数は500まで上がりました。 基準として300-500は危険数値とされ、日本は35、戦争中のガザ地区でも100前後です。

街は霧がかかったような感じで、外に出ると鼻の中が真っ黒になります。
(マスク購入しました…)

一方、首都圏の病院では呼吸困難を訴える患者が急増中。

弊社はインドでロケハン、リモート取材、リモート撮影のトータルコーディネートを致します。

■■ なぜ大気汚染が発生する? ■■
主な原因はハリヤナ州、パンジャーブ州での作物の切り株を燃やす煙と自動車の排気ガス、 工場からの排出物が組み合わさって有毒な混合物が形成され、冬の間大気圏の下層に滞留します。

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■■ 大気汚染の対策 ■■
インド工科大学(IIT)カンプール校の研究者は、解決策として「人工雨」を降らすことで 汚染物質を洗い流すのに役立つと述べました。 また、カンプール工科大学コンピューターサイエンス工学部教授のマニンドラ・アグラワル氏に よると人工降雨は一時的とはいえ最長1週間の効果が期待されるとのこと。 同研究所は、人工降雨に適した条件を作り出すことに5年以上取り組んできましたが、 今年7月の実施試験の成功を受け、ようやく提供する準備が整ったそうです。

これらにはDGCA、内務省、そして首都上空を航空機で飛行させるなど首相の警護を担当する特別保護グループ(SPG)など複数の承認が必要で実施時期は未だ未定。

また、デリー政府は大気汚染対策のため自家用車にも規制を設けました。

●BS-IIIガソリン車とBS-IVディーゼル車の禁止
●市内での建設工事は許可されない(11月13日~20日)
●車両の奇偶偶数制度が復活。登録番号の末尾が奇数の自家用車は奇数日には通行を許可し、 偶数日には登録番号が偶数の自家用車の通行を許可する交通規制。(11月13日~20日)

長年、冬の大気汚染対策に取り組んでいる政府ですが果たして効果はいかに… この時期にデリーを訪れる方は、ご自身の体調を考慮した上で必ずマスクを準備して お越しください!

日本語対応可能のインド人コーディネーターがリサーチや取材など全てサポートします!お気軽に”日本語”でお問い合わせください。

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今日のヒンディー語

『ヴァーユプラデゥーシャンवायु प्रदूषण』=大気汚染
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