
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
前回まで、5回連続でヴェーダについてお話ししてきましたが、そのヴェーダの中にはある大切な言葉が度々登場するんです。今回は、ヒンドゥー教の宗教的儀式に欠かせない存在のバラモンについてお話ししようと思います。
バラモン(Brahmin)は、ヒンドゥー教の伝統的なカースト制度の中で、最上位に位置する僧侶や学者、知識人のこと、つまり司祭階級を指します。バラモンは、主に宗教儀式や教義の伝承、教育、そして神聖な儀式を担当する役割を持っていました。
正しくはブラーフマナと言いますが、音訳された漢語『婆羅門』を音読みして、日本ではバラモンということが多いです。バラモンは、祭祀を通して、神々と関わる特別な権限を持ち、宇宙の根本原理であるブラフマンに近い存在とされています。
バラモンという言葉だけでなく、『バラモン教』という言葉を聞いたことがある人多いとおもます。バラモン教とは、ヴェーダを聖典として独占的に伝承して作り上げられた宗教です。バラモン教は、階級制度である四姓制を持ちます。司祭階級であるバラモンが最上位で、それに続いて、戦士・王族階級のクシャトリヤ、庶民階級のヴァイシャ、奴隷階級のシュードラがあります。これらのカーストに収まらない人々はその下の階級であるダリッド(不可触民)とされました。
バラモン教が紀元前13年頃に誕生したと言われており、4世紀頃にヒンドゥー教へと発展・継承されたとされていますが、バラモン教とヒンドゥー教が必ずしも等しいという訳ではないようです。
バラモンにはいくつかの特徴がありますが、今回は特徴別に分けてみました。
現代のインドでは、バラモンは必ずしも宗教的な職業に従事しているわけではなく、様々な職業に就いています。しかし、伝統的な価値観においては、依然として教育や宗教儀式に重要な役割を担っています。
どうでしょうか。今回のブログがみなさんのバラモンへの理解に少しでも繋がっていればと思います。
バラモンは、ヒンドゥー教のカースト制度で最上位のカーストに位置する僧侶や学者で、特に宗教儀式、教育、学問において非常に重要です。そして、バラモンはヴェーダやサンスクリットに精通し、神聖な儀式や祭りを執り行う専門家として、今までも、これからも、インド社会の精神的なリーダーとしての役割を担っているのです。
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