
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
インドでは、精神を集中させ、内面を浄化するものとして、マントラを唱えます。はて、マントラってなんだろう。
マントラ(Mantra)は、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教などの宗教において、神聖な言葉や音を反復して唱えることによって、心を集中させ、精神的な成長や神とのつながりを深めるための祈りの言葉です。多くのマントラは、特定の神や力に関連しており、その音の響き自体にも神聖な力が宿っていると信じられています。マントラ(Mantra)は、サンスクリット語で「思考」や「精神」を意味する「man」と、「保護」や「道」を意味する「tra」を組み合わせた言葉です。インドの宗教や哲学、特にヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教などで重要な役割を果たします。
マントラは通常、繰り返し唱えることでその効果を高めます。これは、心を静めて神聖なエネルギーとつながり、精神的な浄化や解放を求めるための実践です。これを「ジャパ」と呼び、数回または決まった回数だけ唱えることが一般的です。
また、マントラを唱える際にはマラ(数珠)を使うことが一般的です。マラには通常108個の珠があり、1珠ごとにマントラを1回唱えることで、一定の回数のマントラを唱えることができます。108回唱えることは、仏教やヒンドゥー教で広く行われる慣習です。
マントラは精神的な修行や祈りの一環として、さまざまな宗教や哲学体系で重要な役割を果たしています。マントラは一般的に誰でも心を落ち着かせることのできる方法です。みなさんも一度チャレンジしてみてください。
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今日のヒンディー語
『ディル दिल (dil)』=心
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