
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
今日はシク教についてお話ししたいと思います!
シク教は、南アジアのパンジャーブ地方で始まった一神教で、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教に次いで世界第5位の宗教です。創始者はグル・ナナク(Guru Nanak)です。シク教は、ヒンドゥー教やイスラム教の影響を受けながらも独自の教義を持ち、信者に対して社会的・精神的な平等を強調します。シク教は、他の宗教と異なる独自の哲学と実践を提供しており、世界中にシク教徒が広がっています。
創始者:シク教の創始者であるグル・ナナク(1469年〜1539年)は、パンジャーブ地方で生まれました。彼は「唯一の神がすべてを支配し、すべての人々は平等である」と教え、既存の宗教制度に疑問を呈しました。ナナクの教えは、ヒンドゥー教やイスラム教の要素を取り入れつつ、全く新しい宗教的視点を提供しました。
10人のグル(導師):ナナクの後、シク教は彼の後継者たち、特に10人のグルによって発展しました。最後のグルであるグル・ゴビンド・シン(1666年〜1708年)は、シク教徒に対して軍事的な強化を促し、シク教徒を「カリガール(士族)」として結束させました。また、彼はシク教の聖典『グル・グラント・サーヒブ』を確立し、シク教の唯一の「生きたグル」として位置付けました。
シク教では、唯一の神を信仰します。この神は創造主であり、すべての生命を支え、維持する存在とされています。シク教徒は神を個人的に礼拝し、神との直接的なつながりを求めます。シク教は偶像崇拝を否定しています。シク教の教えでは、すべての人々が平等であり、社会的、経済的な階層に関係なく互いに尊重し合うことが強調されます。特に、「カースト制度」を拒絶し、すべての人々は平等であると教えます。
シク教徒は、貧困層や困難にある人々への奉仕を重視します。シク教の寺院(グルドワーラ)では、無償の食事(ランガル)を提供することが伝統です。この奉仕活動は、社会的・経済的な差別をなくすことを目指しています。昨日紹介したフリーミールの理由はこの無差別の愛と奉仕の一つです。
シク教の聖典である『グル・グラント・サーヒブ』は、シク教徒にとって最も重要な書物です。これはグルたちの教えを集めたもので、精神的なガイドラインとして崇拝されています。グル・グラント・サーヒブは、シク教の「生きたグル」として位置付けられ、その言葉は絶対的に尊重されています。
インド国内では人口の約2%という宗教的少数派に属しますが、ターバンを巻いていることから、日本人の持つインド人のイメージに一番近い存在かもしれません。
この知識と共に、ぜひシク教の寺院に訪れてみてください!
今や、距離や時間に縛られることなく、インドの美しい景色や豊かな文化を撮影することが可能です。私たちのインドリモート撮影・インドリモートロケサービスを利用すれば、日本にいながら現地のプロフェッショナルなクルーと連携し、高品質な映像を制作することができます。
高度なテクノロジーと現地の専門知識
最新のリモート撮影技術を駆使し、インド各地の美しいロケーションをリアルタイムで撮影。
現地の熟練スタッフが撮影を担当し、文化や風景を最も魅力的に捉えます。
現地に移動する必要がなく、日本から直接撮影指示が可能。
交通費や滞在費を大幅に削減し、効率的なプロジェクト運営が実現。
撮影内容やロケ地の選定など、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応。
ドキュメンタリーからプロモーションビデオまで、多彩なジャンルに対応。
現地での撮影中も常に日本語でのサポートが受けられ、コミュニケーションのストレスフリー。
撮影後の編集や映像加工もワンストップで提供。
お問い合わせ: 日本語が堪能なスタッフ、日本人スタッフが在籍しておりますので、お電話またはメールにてお気軽に日本語でご相談ください。
打ち合わせ・プランニング: 撮影内容やスケジュール、ロケ地の選定などを詳細に打ち合わせ。
リモート撮影実施: インターネットを通じてリアルタイムで撮影現場を確認し、指示を出すことが可能。
映像の確認・編集: 撮影後、映像を確認していただき、必要に応じて編集・加工を行います。
インドリモート撮影・インドリモートロケを活用して、グローバルな視点で魅力的な映像制作を実現しましょう。今すぐお問い合わせください!
日本語対応可能のインド人撮影コーディネーター、日本人取材コーディネーターがリサーチや取材など全てサポートします!お気軽に”日本語”でお問い合わせください。
***********************
今日のヒンディー語
『パーンチ पाँच (panch)』=5
***********************