インドの宇宙開発は急成長!月探査機の打ち上げ成功
ナマステ!インドに憧れて勢いで就職した日本人スタッフの吉永です!
7月14日、インド宇宙研究機関(ISRO)は、月への着陸を目指す無人探査機「チャンドラヤーン(月の乗り物)3号」を打ち上げました。
チャンドラヤーン3号はインドの3つ目の月探査ミッションで、2度目の月面着陸の試みとなります。
4年前のチャンドラヤーン2号は月面に着陸しようとするも、地面に激突して失敗。成功すればロシア、米国、中国に続いて史上4番目に月面着陸を成功させた国家になります。
8月には月の南極付近への着陸を目指し、データ収集や科学実験を行う予定です。
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■■なぜ宇宙開発に投資しているのか?■■
これは、軍事力強化、安全保障上の脅威になっている中国に対抗する狙い。
今年6月、バイデン米大統領とモディ首相の会談の際、両首脳は「宇宙産業のバリューチェーン全体における米印の民間セクター間の商業協力を強化していくよう呼びかけた」と言いました。宇宙分野において、インドは相互のライバルである中国に対抗意識がとても強いことが分かります。
一方、中国は5月に初の有人飛行を成功させ2030年までに月への有人飛行を実現すると発表しています。
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■■急速に成長する宇宙ビジネス■■
2020年6月、モディは宇宙セクターの推進を発表し、民間企業による参入を許可。インドでは短期間に宇宙スタートアップが急成長しました。パンデミックが始まった当初は5社程度だったのが爆発的に増え、今では少なくとも140社が登録されています。
2022年、宇宙スタートアップは1億2000万ドル(約168億円)の投資を新たに得て、その金額は毎年2倍から3倍に増えています。
ISROは、民間企業にもスリハリコタ島にある宇宙センターを開放しています。
赤道近くに位置する同施設は、さまざまなレベルの軌道への打ち上げに適しており、打ち上げ成功率は約95%。衛星に対する保険料は半額です。インドは、世界で最も競争力のある打ち上げ場所のひとつとなっています。
ちなみに、NASAでは火星に長期滞在することを想定して、火星に似せた施設の中で4人が1年間生活する実験を開始したそうです。
激化する宇宙開発は、インドとアメリカの協力強化によりここ数年で大きく変わるかもしれません。
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今日のヒンディー語
『アンタリクシュ ब्रह्मांड』=宇宙
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