2017年7/6-10までインドのオリッサ州ブバネシュワルで
第22回アジア陸上競技選手権大会
(22nd Asian athletics Championships)が行われました。
日本から男子22名、女子32名の計54名の選手が出場し、
短距離走、中距離走、長距離走、ハードル走を始め、
跳躍の棒高跳、走高跳、走幅跳、三段跳びに、
投擲では砲丸投、円盤投、ハンマー投げ、やり投げ、
混成の十種競技,七種競技ほとんどの種目に日本人選手は出場し、
銀メダル5個、銅メダル9個を獲得しました!!
おめでとうございます!!
金を期待されていた棒高跳びの江島選手は惜しくも銀でしたが、
5.65mを成功させた時は感動しました!!
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インドで開催されるスポーツイベントの取材コーディネートします!
インドの放送局の映像素材を提供してもらう交渉もご相談ください!
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↑↑試合後インタビューを受ける江島選手。
今回サプタムはこの大会を取材するTBSさんのコーディネートで参加しました。
インド人コーディネーターとインド在住の日本人コーディネーターの2人で、
開会式が行われる5日にブバネシュワル入りし、
今大会をインド国内で生中継するインドの国営放送局に、
彼らが撮影した日本人選手の映像データを貰うための交渉をしました。
今回は突如決まった取材でしたので時間がなく現地で直接交渉となったワケですが、
本来こういったインドの国営サイドとの交渉は
事前連絡と映像素材の入手には事前の入金がかなり重要となります。
インドの撮影許可や映像素材(フッテージ)の提供に関して
国が関与する機関では入金が確認できるまで一切許可が下りません。
または日本の銀行が発行する(銀行印が押された)、
レシート(受領書内に受付番号が書かれているもの)が
無いとダメと言われることもあります。
日本サイドからすれば「既に入金はした」、
「入金時の申請書でいいではないか」といくら主張をしたところで、
インドサイドは一切聞いてはくれません。
国際間の手続きや土日などを挟むと送金にはかなり時間がかかりますので、
予め時間の余裕を持って申請・交渉が必要となります。
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インド側への交渉日本人スタッフとインド人スタッフでサポートします!
今回の陸上競技会ではインド人の注目選手も多数!取材コーディネートします!
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さらに通常こういった国際的な大会では、
各種目映像が別々に保存されていることがほとんどなのですが、
今回のインドの大会ではやはり主催国内で生中継ということもあり、
インド人選手の映像記録が多く残され、
OAに載らなかった映像、インド以外の選手の映像が
削除、またはきちんと撮影されていなかったことがありました。
例えば棒高跳びの選手がスタートする位置でカメラがFIXされたまま、
肝心の選手がポールを超える瞬間、
カメラがPANしていなかったのです。
これには驚きました。
関係者も首をかしげ、普段謝らないインド人のお偉いさんたちが平謝りでした。
わざわざ日本からやってきたディレクターさんに申し訳ないと思ってくれたようですが、
もうこちらも唖然、呆然。
どうやったらこんな仕事が出来るのか、不可思議極まりなかったです。
上記の江島選手が5.65mを成功させた瞬間の映像もこのパターンだったので、
映像には飛び越えた瞬間が写っていませんでした…。
ですがこれがインドです。
期待してはいけません。かなりの確率で裏切られます。
今回も一難去ってまた一難、とはまさにこの事!という場面が多々ありました。
なので今後のためにもこれをここに記しております。
これからインドという国が発展すればするほど、
国際的なイベントやスポーツ大会など行われると思います。
ですが、まだまだ世界レベル、日本と同じようなことが全て必ず出来ることは
かなり少ないと予め想定していただくことをオススメします。
今回の経験をインド在住の日本人スタッフが、今後に活かしてまいります!
最後に、大会マスコットのオリーくんとウチの社長。
楽しそうに肩組んじゃってますwww
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インドでスポーツの撮影、スポーツ大会の取材などはサプタムにご相談ください!!
交渉事も日本人コーディネーターとインド人コーディネーターで対応します。
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