ヴァラナシには、ガートと呼ばれる階段の土手のようなものがあり、
そこで沐浴するのが一般的ですが、
この沐浴するのにもそれぞれの宗派や州によってガートの位置しているのが違います。

 

通常はヒンドゥー教ですが、
ヒンドゥー教でも南インドであれば、南インドなりの信仰方法やお寺の飾りつけも
変わってきます。
南インドの方々はこのヴァラナシで剃髪することによって願いが叶えられると信じており、
男性でも女性でも剃髪をこの場所で行います。



南インド式のヒンドゥー教寺院

 

また、ヒンドゥー教とは多少異なるインドで広まっているジャイナ教では、
お寺自体が白く、そこにいる人たちも上半身は常に裸でいること(所有物をもたない:アパリグラハ)でいることなどが定義されているため、ジャイナ教の位置するガートも少し様子が変わります。

 

こうしたようにガートといってもそれぞれの宗派、州によって違い、
この周りに住んでいる人たちの顔も話す言葉も変わるため、
ヴァラナシだけでもインドのいろいろな人たちを見ることが出来るといえます。

 

また、この川沿いに作られているガートのそばを走る細い道(ナローレーン)には、
さまざまなゲストハウスや昔の王が住んでいたお城を改装してホテルにしたもの、
飲食店が狭い場所にひしめき合い、一度入って探検しすぎてしまうと
山でもないのに遭難したようになってしまうこともしばしばあります。

 

現地の人々ですら全部を網羅できていないことも多いですし、
グーグルマップで開いても道なき道があるなんてザラです。

 

 

でも一日中ヴァラナシを満喫したいのであれば、
歩いてみてもいいかもしれません。

 

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